2010年度 基本理念・基本方針
一致団結
- 1.鳴門の未来に夢と可能性を見出せるまちづくり
- 2.鳴門JCの夢と絆で広げる会員拡大
- 3.個々のリーダーシップ向上による新しい組織づくり
- 4.日本JC並びに四国地区協議会への支援・協力
理事長メッセージ(所信表明)
~はじめに~
いつの時代も国や地域を動かし発展させるのは、若者の勇気と行動力だと私は思い
ます。1967年我々の先輩方が「明るい豊かな社会」の創造を理想とし社団法人鳴
門青年会議所(JC)を創立しました。それから42年、多くの先輩方がまちのため
に英知と勇気と情熱を注ぎたくさんのすばらしい歴史や伝統、そしてつながりを築い
てきました。43年目を迎えるにあたり過去より受け継いだまちや人との『絆』をさ
らに発展させ『夢』を持ったまちを目指して活動してまいります。
~ひとに夢を抱かせるまちづくり~
近年、多くの子供たちから「将来の夢は?」という問いに対して「特にない」といった意見が聞かれます。先の長いこれからの人生に目標や希望を持たない子ども達がいるという事は非常に残念で寂しい気持ちになりました。未来に夢を持つ事が素晴らしいという事、人には色々な可能性があるという事を伝え、子ども達を夢や希望に溢れた未来へ導く事は我々鳴門JCの大事な役目だと考えます。又、まちづくりは行政だけでは成し得ません。一人ひとりが身近なところから意識する事で大きくまちの発展へとつながっていくと考えます。我々大人達も子どもの未来や、まちの未来に夢や希望を持たなければなりません。「まちづくりは、ひとづくり」の意識で、できるだけ多くのひとの心に我々鳴門JCの思いを伝え、そして一人でも多くのひとと共に活動し、地域や企業、他の団体の方々など、まちづくりに参加するひとが一人でも多く増えるよう活動します。
~まちのために絆の拡大を~
同世代の若者が集まり、まちづくりに思いを傾け、試練に立ち向かう。その過程で会員同士に友情が生まれ、信頼しあえる仲間ができ、仕事やその後に活かせる知識が身に付き、人脈ができる。青年会議所は一人ひとりが自らを磨き、自らを輝かせることができるとても魅力的な組織だと私は感じはじめています。青年会議所の活動我々が目指す「明るい豊かなまち」の実現にむけ、私たちの気持ちを人に伝えることから始まります。青年会議所にとって、仲間を増やす会員拡大活動は最も基礎的なまちづくり運動です。我々鳴門JCは、明るい豊かな社会の実現を目指す仲間を求め続けていきます。
~新たなステージ~
本年度、鳴門JCより、社団法人日本青年会議所四国地区協議会会長(担当常任理事)として吉成博史君を輩出いたします。四国地区協議会とも関わりが大きくなり、メンバーが四国地区を身近に感じる絶好の機会となるはずです。LOMとしてもメンバーが一丸となって、出向者が存分に活躍できるように支援していかなければなりません。また、日本・地区の各事業へ参加することにより、新たな出会いやチャンスが待っており、様々な手法・情報を得ることができるはずです。
~むすびに~
私はこの鳴門というまちが住みやすい、暮らしてみたいまちというだけではなく、子供から大人までどの世代の人にもやさしいまちであり、心と心のコミュニケーションをとることができるまちであって欲しいと考えます。これからこのまちのには多くの変化があると思います。しかし我々鳴門JCは、常にその時代の変化に対応し、率先して行動する精神を心に持ち、進化を続け「まち」と「ひと」に『夢と絆』でJC活動を行っていきます。