一般社団法人鳴門板野青年会議所 2020年度ホームページ

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理事長メッセージ
Message

理事長メッセージ(第53代理事長 佐川 大輔)

第53代理事長 佐川 大輔

【はじめに】

本年度で、鳴門板野青年会議所は創立から53年目を迎えます。近年、めまぐるしく社会情勢が変化する中で、多種多様な状況に対応するため、私たち自身も成長していく必要があります。私にとって、その機会を提供してくれる場がJCでした。入会させて頂いてからの7年間でたくさんの先輩や仲間と出会うことができ、私のこれからの人生においてかけがえのない財産を得ることができました。これもすべてJCのおかげです。そして、私を成長させていただいた鳴門板野青年会議所に、私たちの住むこの大好きなまちに少しでも恩返しをできるように、先輩方が繋いできた歴史を伝承し、地域の皆様に支えられ活動させて頂いていることに感謝し、「明るい豊かな社会」の実現に向けて断固たる決意で邁進していく所存です。

【地域から必要とされる組織づくり】

JCしかない時代からJCもある時代となったというフレーズを聞くことがあります。実際に、まちを良くしようと精力的に活動する団体は増え、少子化、後継者不足、人口の都市部への流出という背景も重なり、JCの会員数は減少傾向にあります。時代の流れに呑まれ、組織の存続が目的となってしまっては、成長が止まり、社会に必要とされず衰退してしまいます。そのような組織では、まちを良くなんてできるわけがありません。そうならない為にも、本年度も引き続き会員30%増を目標に掲げ、また、家族にもJCの意義を理解してもらうことで、過去、先輩たちが繋げてきた功績をしっかりと継承するより良い事業の構築、JCだからこそできる事業に取り組んで参ります。それを地域の皆様にしっかりと発信することで、必要とされる組織を目指します。

【災害に対する地域全体での意識向上】

地震や異常気象など、ここ数年、毎年のように自然災害が起こっています。そして、特徴として広い範囲の地域が一度に被災するという状況が見られます。特に、30年以内での発生確率が80パーセントといわれている南海トラフ地震は更なる広い範囲での被災が予測されます。そこで起こりうる問題として、支援物資の不足、援助の遅延が考えられます。そのため、前年度、協定を結んだ社会福祉協議会、他団体とさらに連携を深め、防災や発災時の地域全体での意識改革に繋げます。

【私たちの自慢のまちの発信】

我々の活動地域は、全国に誇れる資源がたくさんあります。しかし、徳島県の魅力度ランキング47都道府県中44位と振るわない結果となっております。徳島県の活性化には四国の玄関口である鳴門市が重要です。鳴門市が盛り上がることで、徳島県全体の活性化に繋がるのだという気持ちを持って、私たちは活動エリア内を見直し、活動エリア内の見落とされている部分の改善方法を模索します。そして、昨年全国から1000名以上の参加応募があった鳴門板野青年会議所の事業の柱のひとつ「鳴門BIG夢釣りまつり」を本年度も開催します。本事業の知名度が上がった要因は、継続し続けたことによる結果と考えます。今一度内容を見直し、参加者、協力団体がさらに満足していただき、まちの発信というゴールを揃えることで、本事業を10年先、20年先へと繋げます。

【子どもが笑顔溢れるまちづくり】

近年、SNSやゲームなどが広く普及したことで、子どもが外で遊ぶ時間が減っていると言われています。しかし、外で走り回り、様々な自然に触れ、時には怪我をすることで、たくさんのことを学びます。そして、子どもは無限の可能性を秘めています。そんな可能性を伸ばせるのは、様々な経験ができる環境が必要不可欠だと考えます。未来を担う子どもに学校だけではなかなか経験のできないことを体験してもらうことで、感受性や好奇心を育みます。さらには、本年度に開催される東京オリンピックパラリンピックの競技を見て興味を持ったスポーツを体験できる環境を作ることで、そのスポーツに入るきっかけとなり、それが後に鳴門市板野郡から未来のオリンピック選手の誕生に繋げます。そして、前年度に続き事業が地域に浸透し、子どもの様々な経験ができる環境を提供する場のひとつとなることで、自分たちが住むこのまちをたくさんの子どもに好きになってもらうことを目指します。

【目指せ!JC全国野球大会】

鳴門板野青年会議所は、JC全国野球大会で2度の優勝をしています。しかし、ここ数年、徳島県大会での敗退が続いております。本年度こそ全国大会優勝を目標に、メンバー同士一丸となり、ともに汗を流し、メンバー間の団結をさらに深めながら、目標に突き進みます。

【おわりに】

我々鳴門板野青年会議所は、価値観も違い個性の強いメンバーの集団です。しかし、全員が自分たちの暮らすまちが好きで、自分たちのまちの「明るい豊かな社会」の実現に対する熱い気持ちを持った素晴らしいメンバーです。この熱い仲間と共に苦労を乗り越え、私たちが活動する鳴門市板野郡が、さらに笑顔溢れるまちになるよう断固たる決意をもって邁進してまいります。そして、私自身も「明るい社会の実現」に向け、誰よりも熱い気持ちで、本年度理事長の職を全うすることをお誓い申し上げます。

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