Message理事長メッセージ
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第55代理事長三石 昇太郎
はじめに
鳴門板野JCは1968年に設立され、それからこの鳴門で55周年という長い月日を歩んでまいりました。この55年という長い歴史の中で、鳴門板野JCはJCの信条である『奉仕・修練・友情』の下、豊かな社会の実現に向けて取り組んできました。
例会や事業を通じて活動エリアである鳴門市・板野郡に対しどのように関わることがまちにとっての最善となるかを模索していきたいと思います。そして、先が見えない激動の時代だからこそ、我々が率先して活動し鳴門市・板野郡を盛り上げていくことで、我々を育んでくれた地域に対して貢献していくことを誓います。
55周年の節目を迎え感謝を伝える
鳴門板野JCは1968年に設立し、それからこの鳴門市、板野郡で55年という長い月日を歩んでまいりました。これまで支えていただいた行政関係者、関係諸団体の皆様、県内各地青年会議所の皆様、今日まで鳴門板野JCを築いてこられたシニアの先輩方、メンバーを支えてくれている家族、そしてなによりも常日頃より我々の活動を暖かく見守ってくださっている地域の皆様方に厚く御礼申し上げます。
そして、創立55周年を迎えるにあたり50周年で決めた方向性を改めて振り返り、60周年に向けてメンバー一丸となり、活動に取り組んでまいります。また、新型コロナウイルスの感染拡大により、不要不急の外出が減り、ご家族と室内で過ごす時間が増えています。こうした状況の中、創立55周年記念事業では「家族愛」をテーマに屋外でイベントを行い、来場された多くの方に楽しい時間を提供させていただき、家庭内での大切な思い出を作っていただきます。
今後の鳴門板野JCの活動が、地域の魅力をさらに高め、鳴門市・板野郡のよさを県内外に広めていくとともに、これまで以上に魅力溢れる団体として地域を盛り上げられる組織となるよう、次の60周年に向けて紡いでまいります。
Amore familiare
明るい豊かな社会を築き上げるために、ご家族との時間を割いてまで遂行しなければならないことも多く存在する中、私たちが行う地域活動の力となるのは、ご家族の皆様のご理解とご協力、そして温かいご支援があってはじめて確かな一歩を踏み出すことができます。本年度55周年を迎え、鳴門板野JCでは多くの事業を予定しており、ご家族とのコミュニケーションをとりあう時間が少なくなることが予想されます。私たちが今後充実した活動をしていくためには、ご家族の理解と協力が不可欠です。まずはご家族を大切に、私たち一人ひとりが必要とされる人、信頼される人となり明るく豊かなJC活動を展開していく必要があります。
災害発生時における他団体との連携の強化
災害は予告なく突然私たちに襲い掛かります。その時、どのように行動するかの判断を素早く下し周囲に対して働きかけるには、様々な災害への知識が必要となってきます。こうした急な状況の変化にも素早く対応できるよう鳴門板野JCでも災害発生時を想定した取り組みを行っています。
近年、日本各地で多くの災害が発生しています。突発的な竜巻、大雨による河川の氾濫や土砂崩れ、四国でも大災害となることが予測されている南海トラフ大地震という大きな災害が約30年以内におこることが予想されています。こうした有事の際に向け、行政や他団体との連携の強化は必須であり、連携を深めることで災害が起きた時より綿密に対応できるように繋げていきます。
未来につながる青少年育成
徳島県は様々な伝統芸能を過去から引継ぎ、その周囲を豊かな自然に囲まれた素晴らしい県です。しかしながら、この素晴らしい環境を十全に活用できているかというと、まだまだ活用できる余地があるのではないかと思います。
コロナ禍の影響からここ2年間おこなえておりませんが、鳴門板野JCが行ってきた釣り事業は通年の活動から県内外の多くの方に鳴門の魅力を発信しています。今年度も釣りを通して皆様に鳴門の魅力を感じてもらうとともに、雄大な自然を活用した農業や漁業、サイクリングコースなど、県外に向けて伝えられる多くの可能性があります。
我々の活動エリアである鳴門市・板野郡は徳島の中でも陸路・空路で他県とつながっており、これは地域を盛り上げる上での強いメリットになります。こうした強みを生かして県内のみならず県外からも人が参加しに来ていただけるよう、我々鳴門板野JCが事業を構築していくことで、エリアの魅力をより多くの人に知ってもらい、地域の活性化につなげていきます。
「鳴門板野青年会議所」のファンを増やすための広報活動の強化
我々鳴門板野JCはこれまで活動エリア内で地域の活性化や子ども達の笑顔、明るい社会の実現に向け、数多くの例会や事業を構築してきました。当会議所の柱となる「夢釣りまつり」や「ULTIMATE FESTA」「ミライアス鳴門」など対外に向けた事業も精力的に取り組み、事業自体への認知度が高まってきていますが、主催団体がどこであるか、事業の趣旨などが地域の皆様になかなか伝わっていないという現状であります。
本年度は引き続き柱となる事業に全力で取り組み、今まで以上に各SNSと連携しながら広く我々の活動や事業の趣旨を伝えていくとともに、これらの事業の主催者である「鳴門板野青年会議所」の名前を皆様に知っていただき、改めて鳴門板野JCを好きになっていただけるよう尽力していきます。
おわりに
永い人生の中で我々現役メンバーは“縁”あって鳴門板野JCで、同じ時間を共有しています。年齢も違う、職業も違う、今まで生きてきた人生も全く違う、こうしたメンバーが、それぞれ自分達の役職の立場で考え、行動してまちづくり運動を日々行っています。ここには人から教えられるだけでは得られない数多くのものがあり、人に教えることで得られるものも数多くあり、「何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない。」青年会議所は機会を与えてくれるだけで、行動するのは自分自身です。本年のこうした人の縁、地の縁、時の縁で築かれる組織での活動が地域の更なる活性化を起こし、青年会議所の目標である「明るい豊かな社会」の実現につながることを確信し、私自身も今年度理事長として地域のために粉骨砕身の覚悟で勤めあげることをお誓い申し上げます。
Philosophy基本理念
Policy基本方針
- 55周年の節目を迎え
感謝を伝える - Amore
familiare - 災害発生時における
他団体との連携の強化 - 未来につながる
青少年育成 - 地域の魅力を発信する
まちづくり - 「鳴門板野青年会議所」のファンを
増やすための広報活動の強化