一般社団法人鳴門板野青年会議所

Message理事長メッセージ

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第57代理事長塩津 孝弘

はじめに

私は、2018年にこの鳴門板野JCに入会致しました。6年間で多くの出会いや経験をさせていただき、さらには諸先輩方にも恵まれ、同志とは新たな絆ができ、第2の青春だと位置づけ今日に至りました。「明るい豊かな社会の実現」という大きな指針のもと、活動、運動を展開する中で、JCというのは地域の課題や社会問題に目を向け率先して行動をする若きリーダーを育成する団体であることを知りました。私自身のこれまでの様々な経験を活かすとともに今やるべきことを実行し、さらに地域課題や多種多様な社会状況の変化に柔軟に対応するべく、行政や他団体と情報共有をメンバー一丸となって取り組んでいきます。また我々を育ててくれたふるさとに恩返しするため、地域が明るく盛り上がり、人々の笑顔が溢れる、青年会議所活動を年中夢中でやり抜くことをお約束し進み続けて参ります。

明るい笑顔溢れる組織づくり

「明るい豊かな社会の実現」には組織づくりが必要不可欠です。これまでも組織づくりに重点を置きメンバーの成長の機会を提供して参りました。しかし例会や事業構築経験の個人成長には繋がったと感じますが、委員会や全体の一体感、または志を高く持つ組織力をまだまだ伸ばしていけると考えます。そのためには、メンバーが互いに信頼し協力し合いながら活動を意欲的にできる環境づくりをしなければなりません。その意識を個々に持つことで自然と明るい笑顔が溢れ、活動や運動が積極的になり、コミュニケーションも円滑に図れ、ポジティブな雰囲気を醸成することができます。今後の鳴門板野JCのさらなる発展のためにも我々の団結力を向上させ活動を行い、地域住民の理解や満足度を高めることを目指すことで鳴門板野JCのパフォーマンスをあげることにつなげて努めていきます。

未来を担う会員拡大活動

昨今のJC会員数は全国的に減少傾向にあり、ピーク時は約四万人でしたが現在は三万人未満となり、当青年会議所でも最盛期が60人を超えていましたが現在は35人弱となっております。そのことから会員拡大は最重要課題であり、これまで以上に取り組む必要があります。会員が増えれば、地域課題にもより一層尽力でき、さらには社会貢献活動を通じて、共に経験を共有することで会員同士の成長にもつながります。近年では初理事経験者も多く輩出しており、更なるメンバー間の交流を図り会員資質を向上させるためにも、新たなメンバーを迎え入れることで、より多様なアイデアと青年としてのエネルギーを集結させ、組織の活性化を図るとともに、積極的な情報発信や魅力的な例会・事業の提供によって、多くの方々に私たちの活動への参加を呼びかけて会員拡大につなげて参ります。

災害発生時に備えた連携の強化に向けた取り組み

鳴門板野JCは鳴門市の社会福祉協議会と連携協定を結んでおり、災害発生時の緊急支援活動や被災者支援にも積極的に取り組みます。ボランティアの調整や物資の配布、避難所の運営など多角的な支援活動を展開することで地域の復旧・復興を目指します。有事の際には関係各所との連携を通じて迅速かつ効果的な対応を目指すことで、地域全体での協力体制の構築や情報共有の強化を通じて、災害被害を最小限に抑えることができる安全な社会の実現に向けて貢献していきます。地域の防災意識向上は私たちが絶対に怠ることのできない重要な課題となります。南海トラフ大地震や津波、集中豪雨や台風などの自然災害への備えをこれまで以上に強化し防災意識の向上に努めるとともに、地域全体が協力し、安心して暮らせる環境を築くために、積極的な対策を展開し、災害に強い地域づくりのために連携の拡大を推し進めて参ります。

ハングリー精神を養う青少年育成

JC活動において、青少年にハングリー精神を養うことは重要な目標の一つです。ハングリー精神とは、物事に対して飽くなき探究心や向上心を持ち続けることであり、青少年の成長にとって欠かせない要素です。これまで当青年会議所でも様々な青少年事業を行ってきました。しかし、青少年たちに求められる期待は日々高まっており、社会に出た際に活躍できる青年を一人でも多く育成するためにも、成長過程で貴重な機会を提供する必要があります。青少年たちが成長し、自己実現するために必要な環境づくりを進めるとともに、若者たちの夢を応援し力強い未来の担い手となるため、多くの青少年たちが輝くことのできる事業を実施し、これらの活動を通じて、青少年は自らの能力を高め、社会的な視野を広げることもでき、ハングリー精神を養う活動は、彼らが将来にわたり主体的に社会に貢献していくための基盤を築くことに繋がります。

誇れるまちづくりとさらなる発展へ

私たちはまちの魅力を引き出し、地域の自慢となるような取り組みを行い、地域の観光資源の活用や、文化、伝統の継承、地元の特産のPRなど、まち中の活性化にもつながる活動を展開して参りました。また2025年に大阪万博も控えている今、私たち青年で構成される団体としての運動はより魅力の発信が重要になってきており、さらには2028年度に大鳴門橋の自転車道の開通も予定しています。これらの大きなイベントに向けて、地域の活性化、観光の振興、青少年の成長を含むさまざまな面での準備が必要となります。私たちは青年の力を最大限に活用し、地域のことを考え、行動することで、まちを愛し、誇れるまちづくりを実現していくことで地域の課題や可能性を見つけ出し、持続的な発展を目指すために自分たちの力を最大に発揮していきます。

広報活動の強化とファンの増加に向けて

いくら良い活動、運動をしても知ってもらわなければ意味がありません。多くの方に知ってもらうためにも私たちは積極的に広報活動を行っていく必要があります。まずは各SNSやクラウドファンディングを活用して定期的に活動や運動をアップしていくとともに、事業の魅力や情報を発信していきます。またHPでは事業の告知速度を上げて進捗状況を定期的に配信して参ります。さらに他団体のイベントや事業にも参加し、直接PRするのも大切です。そうすることにより運動の内容やメンバーの魅力も伝わり、事業開催の際も自然と参加者は増加するはずです。そして地域の青年経済人にも我々の運動の魅力も伝わり会員拡大にも繋がりますので、広報活動をこれまで以上に強化して参ります。

おわりに

20代から40歳の私たちにとって、JC活動とは新たな自己発見や挑戦の機会を多く提供してくれる場であります。社会的な責任が増え、家族や仕事に忙殺されることもある中で、自分自身を見つめ直し、自己成長を重ねることも重要になります。だからといってすべて自分ひとりではできません。頼れるメンバーや頼られる自分になることで、ひとりでできないことが皆でできるありがたさに気づけ、自身の成長やさらには組織の成長、一体感にも繋がり貴重な期間になります。そのことから私は「顔晴れ ~笑うまちにはひと来たる~」という理念を胸に、地域社会への貢献を目指し邁進していき、青年の活力と情熱を持って、地域の未来に希望を灯す存在となるよう努めます。地域の皆さまの支援と協力を得ながら、メンバー一丸となり成長と発展を遂げる鳴門板野青年会議所であり続けることを誓います。

Philosophy基本理念

顔晴れ(がんばれ) ~笑うまちには、ひと来たる~

Policy基本方針

  1. 明るい笑顔溢れる組織づくり
  2. 未来を担う会員拡大活動
  3. 災害発生時に備えた
    連携の強化に向けた取り組み
  4. ハングリー精神を養う
    青少年育成
  5. 誇れるまちづくりと
    さらなる発展へ
  6. 広報活動の強化と
    ファンの増加に向けて