一般社団法人鳴門青年会議所は鳴門市・板野郡を主な活動エリアとし、よりよい社会づくりを目指し、ボランティアや行政改革等の社会的課題に取り組む団体です。

理事長メッセージ

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理事長メッセージ(第47代理事長 中神 智宏)

【理事長挨拶】(一社)鳴門青年会議所 第47代理事長 中神 智宏

はじめに

 私は、2002年にこの一般社団法人鳴門青年会議所(JC)に入会致しました。入会当時から多くの諸先輩に恵まれ、また同志と切磋琢磨しながら今日に至っております。入会当初は、明るい豊かな社会の実現ということに対して、どのように考え、行動すれば良いか分かりませんでした。しかし、多くの仲間と語り合うことで、常によりよい社会の実現を目指し努力して参りました。それから12年、私は受け継がれている歴史や伝統を英知と勇気と情熱をもって全メンバーと共に次世代に継承して参ります。
 また、私たちJAYCEEは、志を高くもち失敗を恐れない積極果敢なチャレンジ精神と行動力を、故郷(まち)に地域住民(ひと)に展開していく活動・運動をメンバー一丸で推進して参ります。

たくましい組織へ進化するために

 私たちは綱領のなかで「明るい豊かな社会を築き上げよう」と声高らかに謳っています。しかし、いざ事業を実行しようとするとき果たしてどれだけのメンバーが、本気でこのことを想い意識して活動しているでしょうか。目の前の事業に追われ、無我夢中になるあまりに、その先の目指すべきもの、JC本来の理念を見失ってはいないでしょうか。私たち青年会議所メンバーは地域に様々な事業を展開していくのは当然ではありますが、まずは自分自身がより魅力的な存在にならなければなりません。一人ひとりが己の考えと行動の質を向上させることにより、JAYCEEとしての目的が見いだされると確信しております。今一度自分自身を見つめ直し、日々の活動や仕事の中で明確な目標を持つこと、すなわち「未来」を定め、それに向かって小さなことから挑戦をすることが大切だと考えます。
 また、JC活動・運動において、全メンバーが情報を共有する手段をSNSだけに頼るのではなく、対面することによる心と心のコミュニケーションを十分図ることにより、気持ちが伝わり、お互いを想うたくましい組織に繋がります。「修練・奉仕・友情」のJC三信条のもと、様々な事業を展開するJCには、メンバーそれぞれの“情熱”を高め、それぞれを“使命”に導き、それぞれに“行動”の機会を与える力があります。2014年度の基本理念である『成長』~未来を描きながら~を軸とした組織体制のもとで、各副理事長がリーダーシップを発揮し、各委員会の主体的な事業運営を導き、委員長や副委員長とともに幾度も委員会を開き全員で取り組むくことにより、私たち鳴門JCと鳴門・板野郡地域に更なるポジティブチェンジを促すことができると信じております。今こそ、たくましい組織であるために、JAYCEE一人ひとりが『成長』する活動・運動を率先して行動していきましょう。

活気に満ち溢れたまちづくり

 私たちの住む地域は、既に人口の減少と高齢化が足早に同時進行をしており、その現象は徳島県においても切実な問題となっております。近年「まちづくり」という言葉が盛んに使われています。しかし、ひとことで説明するにはあまりにも多様化し、それを定義することはなかなか困難です。JCが行うべき「まちづくり」とは何でしょうか。それは、地域の活性化と持続可能な地域社会の構築だと考えます。地域への奉仕活動に汗を流し社会貢献を果たすことも、ひとつのまちづくりの手法かもしれません。しかし私たちJCに求められている使命は、地域が抱える問題を顕在化し、その解決に向けて運動を起こすことだと考えます。ほとんどの自治体が慢性的な財政力の低下に陥っている現在、まちづくりの牽引役は「官」から「民」に移行していく必要があり、その中でも私たちは、住民と行政または各諸団体との連携を図りながらも、自らが地域住民の一員としてリーダーシップをとり活動を推進していかなくてはなりません。
 また、私たちの地域には歴史的文化、食材などをはじめとする資源を発掘し、多くの人々が関わり「地域のたから」へと昇華させてきたが、更なる魅力を出すために企業参画を含めたコミュニティ活性化を促すと共に、まだ眠っている資源を掘り起こすことにより地域の起爆剤になると確信している。今一度、プロセスイノベーションを起こし、地域の人々が魅力を感じ、地域の未来を共有できる「地域のたから」を生み出していこう。
 1年という限られた時間だけで直ぐに地域を活性化させることは難しい点もありますが、鳴門JC47年の歴史で培われた信念を持ち、また本年も力強く取り組み続けることが、必ず活力ある地域に導くことが出来ると確信します。地域を活性化する手法を新たに模索する取り組みを行い、『成長』した活気に満ち溢れた地域による持続可能な社会を次世代に残して参ります。

継続事業を更なる進化へ

 近年の鳴門青年会議所は、2009年から続く「夢釣りまつり」が地域住民や釣り人また行政に認知されており、当青年会議所の継続事業の一つでもあります。毎年、多くの関係者の皆様にご協力・ご支援を賜り、また私たちの趣旨をご理解頂き本年まで開催できていることを心から感謝しております。また昨年は、うずしおフェスタにも県内外から多くのご参加を頂き、重ねて感謝申し上げるとともに、本年もメンバー一丸となって進化した事業へのご参加をお待ちしております。本年は、行政・各諸団体・地域住民と共に更なる連携を図り、新たなまつり事業へと昇華させるためには、参加して頂くことだけでなく、多くの体験(ふれあい)を提供することにより、地域の魅力をさらに発揮でき牽いては地域の活性化に必ず繋がります。
 また、各分野を細分化し深く掘り下げて特化したサテライト構想の実現と発展に向けて、継続事業を検証し移管が可能かどうかを、行政や各諸団体・地域住民とも図って参ります。
鳴門・板野郡を担う私たちだからこそ、地域住民に対して自分たちのまちの未来を見据えて考える機会を設けることによって、このまちと共に『成長』できると確信しております。

四国を絆で結ぶ

 本年度、第63回全国大会が私たちの同志である松山青年会議所(JC)主管のもと、開催されます。鳴門JCと致しまして、副主管という立場ではありますが松山JCと意識を共有して、最大限の協力・支援を行って参ります。また、私たちの地域は豊かな自然・文化があり、その恩恵として多くの農水産物や魅力ある伝統工芸品が存在します。全国大会松山大会に関西圏の青年会議所は、四国の玄関口である鳴門を通り過ぎるのではなく、食材や工芸品等を堪能して頂けるような運動を四国地区協議会・松山JCと連携することにより、多くのメンバーに地域のたからを感じて頂けると確信しております。私たちのたからを行政や各諸団体と共に活気に満ちあふれた地域に繋げていきます。

最強軍団へ

 2010年にJC野球大会で四国大会初出場となってから、2012年には全国第3位の輝かしい成績を収めることが出来たのは、諸先輩方とともにメンバー全員で努力し取り組んだ結果であります。昨年には、2大会連続の全国大会出場を成し遂げ、そして全国優勝をすることが出来たのは、野球経験の少ないメンバーも仕事の都合で途中参加になったメンバーも一丸となって関わったからこそ成し遂げたと感じております。本年は、前年度優勝LOMとして最大限の努力のみならず、戦略・戦術にも磨きをかけて全員で松山の地で連覇を目指しましょう。

おわりに

 私は青年会議所で、今まで多くのことを学び、多くの仲間との出会いを与えていただきました。入会しなければ得られなかった事は多くあり、それは自分の財産となっております。その学び舎において、一つ一つ積み重ねるそのすべては自分の『成長』へと導いてくれていることを確信しております。その感謝の気持ちを胸に、自分に与えられた責任を自覚し、自分に出来ることは何かを常に考え、未来を描きながら、情熱と覚悟をもって明るい豊かな社会の実現のために行動して参ります。

私たちJAYCEE一人ひとりの輝きが、必ずや地域と共に『成長』出来ると信じて。

  • お問い合わせ

    〒772-0003 徳島県鳴門市撫養町南浜字東浜251 TEL:088-685-7376 FAX:088-685-2870 Mail:info@naruto-jc.com

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