一般社団法人鳴門板野青年会議所 2019年度ホームページ

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理事長メッセージ
Message

理事長メッセージ(第52代理事長 縄田 浩明)

第52代理事長 縄田 浩明

【はじめに】

 JCとは自己を成長させる場。私自身、入会当初は自己の利益が最優先でした。しかし、鳴門板野JCでの様々な活動を通じて、地域や社会を良くしたいと思う奉仕の気持ち、それらを達成するために乗り越えなければならない修練、そして修練に対し共に奮闘する仲間との友情、これらJCが掲げる三心情「修練・奉仕・友情」を理解するとともにそれこそが己を成長させ、その成長こそが大きな利益なのだと気付かされました。その気付きを胸に刻み地域に貢献して参ります。

【未来に向けた強靭な組織作り】

 鳴門板野JCは今年で52年という長い歴史をもつ団体です。半世紀以上も続いてきたのには偏に緒先輩方が地域の明るい未来を目標に頑張ってこられた結果だと、頭が下がる思いで一杯です。この歴史ある会議所を後世に残していくためにも、地域から必要とされる団体であり続ける必要があります。そこで本年度は、地域に必要とされるより良い事業を行うため必要不可欠である会員数を、30%増の目標を掲げ会員拡大に取り組んでまいります。
 また、会員拡大だけではなく例会等の活動を通じて青年経済人として地域の良きリーダーとなるための人材育成を行うことで強靭な組織を作ります。

【夢を描ける青少年育成】

 私が幼かった頃を思い返すと、祭りで獅子舞を被って練り歩いたことやサマーキャンプで知らない子供達と寝食を共にしたことなど、家の外で体験したことや体験を通して学んだことは鮮明に甦ってきます。反対に、家の中で友達とテレビゲームで遊んだ思い出はあまり鮮明では無いように思います。
 幼い頃の経験やそこから学んだことは人生に大きく係わってくると考えます。青少年に新たな経験をする機会を提供することで、描ける夢の選択肢を増し、そして夢を持った青少年がこの地に溢れることで地域に明るい未来をもたらします。

【災害に負けない地域の創造】

 昨今、日本国内では異常気象によって集中豪雨など何十年に一度などと言われるほどの未曾有の天災が多発しており、土砂崩れ等により悲惨な人的被害を引き起こしています。昨年には、227名が犠牲になった「平成30年7月豪雨」が愛媛や高知といった非常に近いところでも災害をもたらしたことから、我々の住む地域がいつ被災してもおかしくありません。また、全国的に大きな地震も多発しており、我々が住む地域も70~80%の確立で30年以内に発生するといわれている南海トラフ巨大地震によって被災すると想定されています。
 そこで、地域のために活動している様々な団体と災害発生時を想定し協議をすることで、災害発生時に迅速な対応が出来る災害に負けない地域を創造します。

【魅力溢れる地域の発信】

 我々の活動地域には渦潮をはじめとする観光地や豊かな自然が育んだ農産物や海産物等の世界に誇れる資源が豊富に存在します。しかし、神戸淡路鳴門自動車道で本州と繋がり四国の玄関口となっているにも関わらず、この地に足を止める人は少なくただの通過点になってしまっているため、地域の魅力が十分認知されていないように感じます。そこで、まずこの地に来るきっかけ創りが必要と考えます。
 鳴門板野JCが毎年開催している「鳴門Big夢釣りまつり」も昨年で10回目を数え、当会議所の柱となる事業となりました。年々参加の申し込み数も増えるとともに関東地方から九州地方までの幅広い地域からの応募が増えていることから、日本国中に広く知れ渡っているのだと強く感じています。
 本年度も「鳴門Big夢釣りまつり」を開催し、県外から多くの方が鳴門に来るきっかけを創り、そこで我々の活動地域の魅力を発信することで鳴門板野ファンが増え、さらには日本国中に我々の活動地域の魅力が周知出来ると考えます。

【ブロック大会開催におけるブロック協議会との連携】

 本年度、第46回徳島ブロック大会が鳴門板野の地にて開催されます。主管LOMとして7年ぶりの開催となるブロック大会を成功に導くためにも、徳島ブロック協議会との連携を重要視しながら取り組んでまいります。そして、懇親会においては鳴門板野の地の魅力を全力で発信すると共に、県内LOMメンバー全員が団結できる場を構築します。
 また、日本青年会議所へ出向するLOMメンバーに対し敬意を表すると共に、LOMをあげてフォローできる体制を構築します。

【おわりに】

 我々は「明るい豊かな社会」の実現を目標に日々活動を行っていますが、まず自らが明るくなければ周りを照らすことなど不可能です。ひとつの目標に向かい仲間と共に全力で取り組み、多くの試練を乗り越えたときにこそ心の底から笑顔になれる。そして、その笑顔で街を照らすことの出来る組織作りを目標に、本年度理事長の職を全うして参ります。

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