NO23
1995年1月17日5時46分52秒
淡路島北部沖の明石海峡を震源として、
マグニチュード7.3の地震が発生しました。
あれから23年が経ちました。
当時私は、小学4年生だったと記憶しております。
凄まじい揺れに目を覚ますと、
テレビが落ち、
棚から物が飛び出していました。
そんな風景をただ見つめる事しかできず。
揺れが収まり、
2階の寝室から1階に行ってみると
当時、我が家は昔ながらの日本家屋で、
廊下の土壁はすべて剥がれ落ち、キッチンの食器たちは床に叩きつけられ
バラバラになってました。
一歩間違えてたら命がなかったのではないかと
今思えば、とても身震いしてしまいます。
23年前の地震があり、その後も自然は私たちに試練といういらない贈り物をプレゼントしてくれます。
結局私を含め、地震といえば被害に目を向けがちになります。
何人亡くなったかとか、どんなで家屋が倒れたかとか、燃えたとか・・・・・
時が経てば経つほど、記憶は素数に変換されていってしまうのではないでしょうか?
しかし、決して忘れてはいけないのは、ただ羅列された数字ではなく、
その時、何を思い、何を学んだのかではないでしょうか?
来る、南海トラフ地震
天からの試練にどう立ち向かい、不安を一つずつ消していく努力は怠ってはならない。
今一度、考えるだけでいい。
ただ考えるだけでいい。