NO75
第三回目を迎える
「りょうしのおしごと」
今回は
今、仕込み始めている
鯛アミ漁についてです。
鯛アミってご存知ですか?
徳島県人なら1度くらいは聞いたことあるかたいらっしゃると思います。
そう、書いて字のごとく
鯛を狙う漁法です。
鯛アミといって独断なにか特別なことをしているのではなく
春に仕掛ける定置網漁のことを
鳴門では鯛アミ漁と呼んでいます
言葉で説明しにくいので
絵を見てください
松下画伯の素晴らしい解説図!
こんな網を海底に仕掛けます
魚って泳いでいて目の前に障害物があると
障害物に沿って、沖へ沖へ泳ぐ性質があります。
その障害物になる網を筋アミ(道アミ・垣アミ)と言います。
魚が泳いで行った先に待ち構えるのが箱アミと呼ばれる
魚を捕まえる網です。
箱アミ内部に金庫と呼ばれる魚が泳ぐところがあり
全てすり鉢状になっているので入った魚は逃げることはできません。
ゴールすると僕が掻っ攫っていくという仕組みです。
ちょっと絵がうますぎてわかりにくいというかたは
また僕に聞いてみてください。